レモングラス

レモンのようなみずみずしい香りに、草の香りが重なる。

シトラス

Lemongrass

レモングラスについて

レモングラスは、イネ科オガルカヤ属の多年草で、主に熱帯・亜熱帯地域で栽培される芳香植物です。葉や茎から水蒸気蒸留法で精油が抽出され、その香りはレモンに似た鋭く爽やかなシトラスノートと、青々としたハーバルなグリーンノートが特徴です。香料としての使用は古くからあり、特にアジア料理やハーブティーでも親しまれています。香水においては、トップノートに明るさと清涼感を与える素材として重宝されます。

香りの特徴

レモングラスの香りは、レモンの果皮を思わせるジューシーで明るいシトラス感が第一印象として広がります。しかし、単なるレモンの香りとは異なり、草を刈った後のような青々としたグリーンなニュアンスと、わずかにスパイシーでウッディなアンダートーンが感じられます。この複雑さが、単調になりがちなシトラスノートに深みと個性を与えます。持続時間は比較的短く、主にトップノートからミドルノートの前半にかけて香り立ちます。

香水での使われ方

レモングラスは、フレッシュで明るいトップノートを演出するために、シトラス系、アロマティック系、グリーン系の香水によく用いられます。ベルガモットやレモン、ライムなどの他のシトラス素材とブレンドすることで、より複雑で生き生きとしたシトラスアコードを作り出します。また、ラベンダーやローズマリーなどのハーバルノート、ジンジャーやコリアンダーなどのスパイスノートとも相性が良く、清涼感のあるメンズフレグランスやユニセックスフレグランスに頻繁に登場します。高濃度で使用すると刺激を感じる場合があるため、調香師は通常、全体の1%未満の低用量で使用します。

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