ルシアン・フェレロ

グラース生まれ。パリと南フランスで長く香料創作に携わり、独立後も作品を発表するフランスの調香師。

France

調香師ルシアン・フェレロのポートレート

ルシアン・フェレロについて

ルシアン・フェレロはプロヴァンス出身のフランス人調香師です。1960年代にさかのぼる処方を持つ長いキャリアを築き、古典的な訓練とグラースでの実務を、独立系ブランドとの仕事へつなげてきました。Laboratorio OlfattivoのMasters’ Collectionや、自身の名を冠したAnthologieでも作品を発表しています。

経歴

ジュネーブとパリで学んだ後、グラースへ戻りExpressions Parfuméesに加わりました。その後、Lubin、Laboratorio Olfattivo、Maison Tahitéなど複数のブランドへ香りを提供しています。

創作スタイルと哲学

天然の香りと希少な原料への関心を核に、感情や嗅覚記憶から香りを組み立てます。ウッド、芳香性ハーブ、柑橘、ムスク、バルサムを用い、抑制と官能性の均衡をつくる構成が見られます。サンダルウッド、ベチバー、バニラなど身近な主題を、質感、空気感、肌に残る余韻の違いから掘り下げる姿勢が特徴です。

代表作

  • 『Tantrico — Laboratorio Olfattivo, 2019』— サンダルウッドを中心に、ジュニパー、セージ、サイプレス、ライム、グレープフルーツ、ペッパー、ホワイトムスク、モミ、アトラスシダーを組み合わせたアロマティック・ウッディのオードパルファム。
  • 『Vetyverso — Laboratorio Olfattivo, 2019』— Masters’ Collectionでルシアン・フェレロの作品として確認できます。
  • 『Itasca — Lubin』— パフューマーカタログでルシアン・フェレロに帰属する作品として掲載。

手がけた香水