マリン・イペール

南フランスの花々に親しんで育った調香師。香りを形や色、質感として捉え、明確な輪郭と豊かな表情を組み合わせます。

France

調香師 マリン・イペールの実写ポートレート

マリン・イペールについて

マリン・イペールは、南フランスの山と海の間で育った調香師です。ラベンダー、ミモザ、ジャスミン、オレンジブロッサム、ローズと、季節ごとに咲く花の匂いが幼少期の記憶を形作っています。香水好きの母と庭を大切にした父のもとで感覚を育み、日々の体験を香りで表す仕事へ進みました。

経歴

13歳のときにグラースの調香師と出会い、職業としての調香を志しました。2010年にISIPCAへ入学し、その後IFFで2年間の実習を経験。Symriseの調香学校へ進み、2015年にジュニア調香師、2019年に調香師となりました。2023年には高砂香料のファインフレグランス部門へ加わりました。

創作スタイルと哲学

幼い頃から描くことを好み、香りも質感、形、色として考えます。はっきりした線と磨かれた輪郭を大切にしながら、その内側に豊かな意味を持たせる発想です。異なる文化や風景、味を知ることも創作の源になります。対話、学び、信頼を重んじ、日常のものを新しい感覚へ翻訳します。

代表作

  • 『スパイシーデリス』— Maison J.U.Sのために手がけた香水。ブランドが自由な創作の場として紹介する作品です。
  • 『ル ジャルダン ブラン』— SABONの作品。花茶と白い花々、柔らかな木の香りで秘密の庭園を描きます。

手がけた香水