エンクレーブ
スペアミントとカルダモンの冷たいスパイスが立ち上がり、オリバナムやパチョリ、ベチバーが砂漠の夕暮れのような陰影を描くアンバー・フジェール。ラストはアンバーエクストリームとレザーが重く深い余韻を残し、冷たい空気と熱い大地が交差するコントラストを感じさせる。
調香師: ジュリアン・ラスキネ
エンクレーブ
スペアミントとカルダモンの冷たいスパイスが立ち上がり、オリバナムやパチョリ、ベチバーが砂漠の夕暮れのような陰影を描くアンバー・フジェール。ラストはアンバーエクストリームとレザーが重く深い余韻を残し、冷たい空気と熱い大地が交差するコントラストを感じさせる。
香りの展開と個性
立ち上がりは、キリッと冷たいスペアミントにカルダモンとシナモン、ピンクペッパーCO²が重なるスパイシーでグリーンな香り。時間とともに、オリバナムとパチョリ、ベチバーがミントを包み込み、ローズアブソリュートが柔らかさを添えた夕暮れの砂漠のような深みへと変化する。ラストはアンバーエクストリームとラブダナム、サフィアーノが力強いアンバー・レザーのベースを形作り、冷たい空気と熱を帯びた大地が交差するようなコントラストを残す。
こんな人・場面に
肌の上では、ミントの冷気とスパイスが鋭く立ち上がり、次第にオリバナムやパチョリ、ベチバーが加わることで暗く土のようなニュアンスへと沈み込むコントラスト豊かな香り方。ベースのアンバーエクストリームとレザーは重厚で持続力が高く、少量でも存在感が出るため、暑い環境や室内では控えめなスプレーが安心です。秋冬の夜や落ち着いた時間に最も映えますが、力強い香りを好む人には涼しい季節のデイタイムにも印象的な選択になります。冷たいミントと熱を帯びたアンバーのコントラスト、重厚なレザーベースの構成から、もっとも適する季節は秋冬。涼しい春の夜には心地よく香りますが、真夏の暑さの中ではやや存在感が強く感じられる可能性があります。拡散性は香りの拡散力は強めからやや強めで、立ち上がりから数時間ははっきりと周囲に届き、その後も存在感のある香りの尾を残すため、つけ過ぎると室内では圧を感じさせる場合があります。持続性は持続力は高く、肌でおよそ8〜12時間以上と感じられることが多く、アンバーエクストリームや樹脂系の素材によりドライダウンまでしっかり残りやすく、衣類ではさらに長く香りが続きます。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と濃度から導いた編集推定です。
調香師とボトル
2020年発売のオードパルファムで、調香師はジュリアン・ラスキネです。オディッセイ コレクションの直線的なボトルに、深いターコイズブルーのラッカーガラスとメタリックなアクセントを組み合わせたデザイン。マグネット式キャップとアムアージュの紋章が涼やかな砂漠の夕景を思わせ、ミントの冷気とアンバーの奥行きを視覚的に表現している。










