メモワール ウーマン
アブサンとスパイスが冷ややかに立ち上がり、煙を帯びたホワイトフローラルとローズが重なるダークなシプレ。レザーやレジン、オークモスがアニマリックに溶け合い、夜の静けさと内省的な余韻を纏う香りです。
メモワール ウーマン
アブサンとスパイスが冷ややかに立ち上がり、煙を帯びたホワイトフローラルとローズが重なるダークなシプレ。レザーやレジン、オークモスがアニマリックに溶け合い、夜の静けさと内省的な余韻を纏う香りです。
香りの展開と個性
立ち上がりはアブサンとカルダモンにマンダリンとピンクペッパーが絡む、冷たくスパイシーなハーバルの一撃。時間とともにペッパーやクローブ、インセンスが白い花々とローズ、ジャスミンに煙のヴェールをかけ、濃密でダークなフローラルウッドへと変化します。ラストはスティラックスやオークモス、レザー、カストリウム、ラブダナム、フェヌグリーク、ムスクが重なり合い、ビターでアニマリックなシプレ調の深い余韻を残します。
こんな人・場面に
メモワール ウーマンは秋冬の夜や特別な場にふさわしい、内省的でドラマティックな存在感を放つ香りです。ハーバルの苦味とインセンス、アニマリックなベースが強く主張するため、オフィスや軽い外出よりも、意図的に纏いたいシーン向き。肌の上では鋭いスパイスから煙るフローラルを経て、レザーとレジンが重なるシプレ調のベースが長時間残り、衣服にも強く香りが留まります。最も似合う季節は秋冬で、とくに夜のシーン向き。ダークでスモーキーなフローラルとアニマリックなベースが魅力ですが、暑い夏には重く感じやすく、涼しい春先で少量使うのが限度です。拡散性はシアージュは強めで、付けた直後から数時間は周囲にもはっきり届く存在感があります。その後やや落ち着きますが、涼しい環境や衣服上では中程度以上の残り香を保ちます。持続性はロングラスティングから非常にロングラスティングの部類で、数時間は強く香り続け、その後も10時間以上肌に残ります。レザーやモス、レジンのベースは衣服に翌日まで残香することもあります。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と濃度から導いた編集推定です。
調香師とボトル
2010年発売のオードパルファムで、調香師はダニエル・モレル、ドロテ・ピオです。アムアージのウィメンズ定番ボトルに、深い黒緑のグラデーションをまとったフラコン。墨のような艶とメタリックな装飾が、アブサンを思わせるミステリアスでゴシックな世界観を強調します。

















