オーパス XIII シルバー ウード
湿ったパチョリとスモーキーなシプリオル、アッサム産ウードが織り成す濃密なウッディアンバー。甘さを抑えたマダガスカル産バニラが角を削り、アンブラロームとバーチ、グアイアックウッド、カストリウムが煙るようなアニマリックな残り香を長く引き延ばします。
調香師: セシル・ザロキアン
オーパス XIII シルバー ウード
湿ったパチョリとスモーキーなシプリオル、アッサム産ウードが織り成す濃密なウッディアンバー。甘さを抑えたマダガスカル産バニラが角を削り、アンブラロームとバーチ、グアイアックウッド、カストリウムが煙るようなアニマリックな残り香を長く引き延ばします。
香りの展開と個性
立ち上がりからパチョリの湿った土の気配に、スモーキーなシプリオルとドライなシダーが重なる濃密なウッディアンバー調。やがて重厚なアッサム産ウードが姿を現し、レザーのニュアンスを帯びたマダガスカル産バニラが角をやわらげつつも甘さを抑えて溶け込みます。ラストはアンブラロームとバーチ、グアイアックウッド、カストリウムが一体となり、煙とレザーが混じるアニマリックな余韻が、重厚な書庫を思わせる影のような存在感で長く肌に残ります。
こんな人・場面に
つけ始めはパチョリと煙、レザーが強く立ち上がる存在感のある一本で、時間とともに肌に寄り添いながらも終日ダークなウッディの輪郭を保ちます。ウードやバーチタール、カストリウムのアニマリックな厚みから、暑さの中よりも秋冬や夜、落ち着いた場面での使用に適しており、少量でも十分に印象を残すタイプです。スモーキーなウードとレザー、アンバーの温かさが生きる秋冬向きで、特に冷たい空気の中で包み込むように香ります。春の夜など涼しい気候なら使えますが、真夏の日中にはごく少量に留めた方が無難な濃度です。拡散性は序盤は煙とアニマリックさを帯びたオーラが力強く広がり、その後も穏やかに距離を保ちながら明確な残り香を引くタイプで、控えめなスキンセンではありません。持続性は持続力は非常に高く、肌上で10〜12時間以上、衣服には翌日までスモーキーウッディの残り香が感じられることもあります。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と濃度から導いた編集推定です。
調香師とボトル
2021年発売のオードパルファムで、調香師はセシル・ザロキアンです。オマーン発アムアージュのライブラリーコレクション共通の直線的なボトルに、名の通りのミラーのようなシルバー仕上げを施したフラコン。フロントには円形メダリオンと「Opus XIII Silver Oud」の文字が配され、不透明な金属光沢の中に香りの世界観を閉じ込めたデザインです。








