ウード ウルヤ

粗野なアッサム産ウードに漆黒のバーチタールを重ね、バニラが温かく輪郭を包む濃密なアッタール。煙とタールが支配する暗い立ち上がりから、肌に寄り添うダークウッディな影へと静かに溶けていく、親密で重厚な香りです。

アムアージュ

調香師: セシル・ザロキアン

アムアージュ ウード ウルヤ 12mL ボトル

ウード ウルヤ

粗野なアッサム産ウードに漆黒のバーチタールを重ね、バニラが温かく輪郭を包む濃密なアッタール。煙とタールが支配する暗い立ち上がりから、肌に寄り添うダークウッディな影へと静かに溶けていく、親密で重厚な香りです。

香りの展開と個性

Oud Ulyaは、粗野で動物的なアッサム産ウードを核に、濃密なスモークとタールをまとわせた重厚なアッタールです。立ち上がりは漆黒の木々と焦げた革を思わせるバーチタールがウードに絡み、肌の上でじわじわと広がる暗く官能的なベールに。時間とともにタールの尖りが丸まり、バニラが温かなバルサミックな甘さで輪郭を和らげ、甘さを抑えたまま深い樹脂感とレザーのニュアンスを残します。終盤は肌に寄り添うダークウッディのオーラが続き、静かな動物的な響きが余韻として漂います。

こんな人・場面に

本格的なアッタールらしく一滴をパルスポイントに載せるだけで時間をかけて変化し、肌の近くで長時間じんわりと香ります。スモーキーで動物的なウードとタールが主体のため、夜の装いや静かなひとり時間、秋冬の冷えた空気と好相性で、バニラの温もりとオイルの濃密さが包み込むように広がります。実験的でダークなウードを許容する親密な空間向きで、シンプルなウッディやアンバーの香りとレイヤーして深みを足す使い方も楽しめます。濃厚なウードとスモーキーさ、温かなバニラが主体のため、深みと温もりが心地よく感じられる秋冬が最も適しています。肌寒い春の夜なら使いやすく、夏は夜間にごく少量を用いる場合を除きやや重く感じられる傾向があります。拡散性は濃度は高いもののアッタール構造のため拡散は中程度で、香りは腕一本ほどの範囲に濃密なオーラとしてまとわりつきます。部屋全体を満たすタイプではありませんが、ダークなウードとスモークが近距離では強く感じられます。持続性は100%オイルのアッタールらしく持続は非常に強く、肌に一滴載せるだけで10〜14時間以上存在感が続き、軽く触れた髪や衣服には翌日まで残香が感じられることもあります。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と濃度から導いた編集推定です。

調香師とボトル

2021年発売のAttar (100% perfume oil)で、調香師はセシル・ザロキアンです。Oud Ulyaは、アムアージのモダンなアッタールボトルに収められたコンパクトな円柱形フラコンで、濃い色のオイルを透明ガラスにたたえています。丸みのあるメタリックキャップと内蔵のガラスダバーで一滴をパルスポイントにそっと載せる仕様となり、儀式的で親密な香り体験を演出します。

香りの構成