リメイン
ドライなフランキンセンスとピメントが静かに立ち上がり、イランイランやジャスミンの柔らかな花香がそれを包み込むエッセンス。ヴァニラとウッディが溶け合う温かくほのかにスモーキーな余韻が、凛とした気配と安らぎを同時に残します。
調香師: ピエール・ネグラン
リメイン
ドライなフランキンセンスとピメントが静かに立ち上がり、イランイランやジャスミンの柔らかな花香がそれを包み込むエッセンス。ヴァニラとウッディが溶け合う温かくほのかにスモーキーな余韻が、凛とした気配と安らぎを同時に残します。
香りの展開と個性
立ち上がりはフランキンセンスとピメントが乾いた熱気のように立ち上がり、ベルガモットとマンダリンのわずかなきらめきがスパイスを持ち上げます。やがてイランイランやジャスミン、リリー、ジュニパーのフローラルが厚みを与え、硬質なインセンスをベルベットのようになめらかな光へと変化させます。ラストはヴァニラを軸に再び現れるフランキンセンスと穏やかなウッディが重なり、ドライでアンバーな余韻にほのかなスモーキーさと柔らかな温かみが長く残ります。
こんな人・場面に
落ち着いたインセンスとヴァニラのコントラストが主役のため、涼しい季節や空調の効いた室内でゆっくり楽しみたい一本です。穏やかな投射でビジネスシーンにも馴染みつつ、夜の外出や静かな食事会など、余裕のある時間にこそ香りの層が活きます。ユニセックスなウッディ・アンバーが装いを選ばず、きれいめスタイルからニットのオフスタイルまで、落ち着いた気配を添えます。インセンスとスパイス、ヴァニラが重なった温かみのある構成から、最も似合うのは秋冬の澄んだ空気の中です。春や涼しい初夏の夜にも活躍しますが、高温多湿の真夏は少量を室内で楽しむ程度が心地よく感じられるでしょう。拡散性は香り立ちは前半こそ中〜やや強めの拡散でウッディスパイシーなオーラを感じさせますが、時間とともに肌寄りの穏やかな放ち方へと落ち着きます。静かな環境であれば腕一つ分ほどの距離までしっかりと気配を残すバランスです。持続性はフランキンセンスとヴァニラを主体としたエッセンス・ド・パルファンとしては持続力はやや強めで、多くの肌で8〜10時間ほど穏やかな香りのヴェールが続くと見込まれます。立ち上がりの鋭さが落ち着いたあとも、アンバーウッディな余韻が長く残ります。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と濃度から導いた編集推定です。
調香師とボトル
2025年発売のEssence de Parfumで、調香師はピエール・ネグランです。Remainは、アムアージュのザ・エッセンス コレクション共通のフラコンに収められた、直線的で建築的なシルエットのボトルです。深いアンバー調のガラスにブランドエンブレムと「Remain」のロゴが配され、ウッディでスパイシーかつアンバーな香りの世界観を反映した、静かでラグジュアリーな佇まいです。









