バーニング ローズ
スパイスで熱を帯びたローズの香り。冒頭はブラックペッパーとジンジャーが鋭く立ち上がり、やがてブルガリアンローズとシナモンが重なって濃密で官能的な花のヴェールに変わる。最後はパチュリと樹脂のアンバーがスモーキーに肌へ溶け込み、夜の空気を纏うような余韻を残す。
調香師: オリヴィエ・ペシュー
バーニング ローズ
スパイスで熱を帯びたローズの香り。冒頭はブラックペッパーとジンジャーが鋭く立ち上がり、やがてブルガリアンローズとシナモンが重なって濃密で官能的な花のヴェールに変わる。最後はパチュリと樹脂のアンバーがスモーキーに肌へ溶け込み、夜の空気を纏うような余韻を残す。
香りの展開と個性
バー二ング ローズは、ブルガリア産ローズアブソリュートを核にした温かいスパイシーフローラル。マダガスカル産ブラックペッパーとナツメグ、ジンジャーが立ち上がりに鋭い火花を散らし、やがてダマスクローズとラオス産シナモンが重なって、ベルベットのように濃密で官能的なローズハートを形作る。 ドライダウンではインドネシア産パチュリとラブダナム、ミルラ、インセンスから成るアンバー調の樹脂の陰影が現れ、ローズを燻らせるようなスモーキーな光沢と妖艶な余韻を残す。
こんな人・場面に
肌にのせると、スパイスが効いたローズが濃く立ち上がり、数時間ははっきりとした存在感を保つコールドシーズン向きの香り。 リッチでわずかにスモーキーな質感があり、夜の外出やフォーマルな場、官能的なムードを添えたい特別なシーンに向く一方、日中のオフィスなど控えめさが求められる場では強く感じられることもある。 パチュリとアンバーのベースが衣服に長く残り、秋冬に華やかさとカリスマ性を纏いたい時に頼れる一本となる。豊かなスパイスとアンバーの重なりを持つローズ構成から、秋冬の冷たい空気の中でもっとも映える香りといえる。 ひんやりした春の夜には合う場合もあるが、暑い夏の日中には重く感じられやすく、使用は控えめにするのが無難。拡散性はスプレー直後は存在感のある強い放ち方をし、小さな部屋なら十分に香りが広がる。その後は腕一本分ほどの距離に穏やかながら持続的な残り香を引くタイプで、過度に拡散しすぎるほどではないが、近くの人にははっきり届く。 密閉空間や職場では控えめな使用が安心。持続性はエキスパートラインらしい濃度で、肌上では約8〜12時間ほどしっかり持続し、衣服には翌日まで残るという声も多い一方、体質によっては4〜6時間程度と感じるケースもある。 樹脂とスパイスを多く含む構成から、一般的には一日を通して頼れる持続力と見なせる。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と濃度から導いた編集推定です。
調香師とボトル
2015年発売のオードパルファムで、調香師はオリヴィエ・ペシューです。ハレラ・コンフィデンシャルのシグネチャーボトルに収められた、深いルビーのような赤いガラスフラコン。直線的で重厚な矩形シルエットに、光沢のあるスクエア型ゴールドキャップとメタリックな装飾が映え、燃え立つ薔薇の情熱的な世界観を視覚的に表現している。








