ラ・ファン・デュ・モンド
塩気を含むポップコーンとセサミに、ひんやりとしたアイリスと火薬のアコードが重なるパウダリー・ウッディの香り。スパイスが瞬き、ドライなベチバーとサンダルウッドが静かな余韻を描き、暗い映画館に映し出される終末のような、肌に寄り添う非日常感を纏わせる。
調香師: カンタン・ビッシュ
ラ・ファン・デュ・モンド
塩気を含むポップコーンとセサミに、ひんやりとしたアイリスと火薬のアコードが重なるパウダリー・ウッディの香り。スパイスが瞬き、ドライなベチバーとサンダルウッドが静かな余韻を描き、暗い映画館に映し出される終末のような、肌に寄り添う非日常感を纏わせる。
香りの展開と個性
香ばしいポップコーンとナッツ感のあるセサミに、ひんやりとしたアイリスが重なり、映画館のようなパウダリーな空気を描く香り。クミンやブラックペッパーのスパイスが鋭さを添えながら、やがてベチバーとサンダルウッドがドライな木質感を与え、アンブレットやスチラックス、火薬のアコードが柔らかくスモーキーなムスクのヴェールで肌を包み込む。
こんな人・場面に
肌に寄り添うパウダリーな質感は、映画館やギャラリー、静かな夜の時間など屋内でじっくり楽しむシーンに向く。ポップコーンやアイリスの遊び心あるニュアンスは近距離でほどよく主張し、スモーキーでウッディなドライダウンが秋冬の夜に映えつつ、控えめな拡散でクリエイティブな職場やカジュアルな日中にも使いやすい。ブランドからの明示はないが、パウダリーなアイリスやポップコーン、スモーキーなニュアンスが生きる秋冬に最も適しており、控えめに纏えば気温の低い春先にも楽しみやすいと考えられる。拡散性は香り立ちは肌に近いソフト〜中程度で、部屋を満たすほどではなく、周囲にそっと漂う控えめなオーラを描く。持続性は持続時間はおおよそ5〜7時間ほどで、序盤はポップコーンとアイリスの印象が強く、その後はウッディとムスクが穏やかに肌に残る中程度の持続力。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。
調香師とボトル
2013年発売のEau de Parfumで、調香師はカンタン・ビッシュです。クリアな直方体のガラスボトルに、黒い円柱形キャップとブランド特有の斜めに配置されたトリコロールラベルを配し、「LA FIN DU MONDE」の名称が明瞭に記されているミニマルなデザイン。











