ファム ドゥ HJ

ひんやりとしたパウダリーなアイリスとクラリセージに、ローズとジャスミン、カーネーションのブーケが重なるグリーン・シプレフローラル。オークモスとパチュリ、穏やかなムスクがしっとりとした余韻を描き、端正で静かな強さを湛えたフェミニンさを纏わせます。

アンリ・ジャック

調香師: 非公表

アンリ・ジャック ファム ドゥ HJ 15mL ボトル

ファム ドゥ HJ

ひんやりとしたパウダリーなアイリスとクラリセージに、ローズとジャスミン、カーネーションのブーケが重なるグリーン・シプレフローラル。オークモスとパチュリ、穏やかなムスクがしっとりとした余韻を描き、端正で静かな強さを湛えたフェミニンさを纏わせます。

香りの展開と個性

フェム・ドゥ HJ は、パウダリーなアイリスとアロマティックなクラリセージ、シャープなグリーンを帯びたゼラニウムリーフを軸にしたクラシックなグリーン・シプレフローラルです。肌の上で温まるにつれ、ローズ、ジャスミン、カーネーションの豊かなブーケが立ち上がり、グリーンな側面と溶け合ってベルベットのような立体感あるフローラルハートを形づくります。やがて香りは、オークモスとパチュリのしっとりとした大地のニュアンスに、穏やかなムスクが寄り添うモッシーなドライダウンへと落ち着き、甘さを抑えた静かな深みが余韻を長く残します。

こんな人・場面に

凛としたグリーンの立ち上がりとモッシーなベースにより、フェム・ドゥ HJ は穏やかな季節からやや肌寒い時期、フォーマルや静かな場面によく似合います。エクストレの濃度とクラシカルな佇まいから、きちんとした昼の装いからイブニングまで幅広く対応し、控えめながら存在感のある余韻を残します。暑い日には控えめなワンプッシュなら心地よく、特に春・秋・穏やかな冬の外出やシックなシーンで真価を発揮します。グリーン・シプレフローラルにオークモスとパチュリのベース、エクストレの濃度を踏まえると、フェム・ドゥ HJ は特に秋と春に最も映え、穏やかな冬にも適した香りです。真夏の高温時にはやや重く感じられる可能性があり、使う場合は控えめな量が推奨されます。拡散性はエクストレとしては拡散は中程度と考えられ、つけ始めから数時間は近距離から中距離までしっかり感じられ、その後は部屋を満たすほどではないものの、肌の近くに穏やかで持続的なオーラのように漂うタイプと見込まれます。持続性はピュアパルファン/エクストレの濃度とモッシーなベース、凝縮感のあるフローラルハートから、肌上で8〜10時間ほどしっかり持続し、とくにドライダウンは衣服にも長く残る傾向があると推測されます。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と濃度から導いた編集推定です。

調香師とボトル

2010年発売のエッセンスで、調香師は非公表です。エルリー・ジャックの「レ・クラシック・ドゥ HJ」に属するフェム・ドゥ HJ は、重厚なクリスタルフラコンに収められたパルファムエクストレとして展開されます。建築的なショルダーと厚みのあるガラスベースが黄金色の液体を引き立て、同コレクション共通の端正な30mLクリスタルボトルでも純粋香水として用意されています。

香りの構成