プードル マッチャ
茶筅の規則的な動きで泡が生まれ、緑の粉が湯を染める茶の時間。2022年のプードル マッチャは、ジャン=クリストフ・エローが、抹茶と玄米茶の間にある温かな香ばしさを思い描いた作品です。雨が上がる外の景色と、室内を満たす茶の香りを、穏やかな記憶として描いています。
マテ茶の感触を、ビロードのようなローズとバニラが包み、ムスクが柔らかさを加えます。温かく焙煎された香りへの調香師の関心が、茶の隠れた表情を引き出す組み合わせに。苦い茶葉だけを強調せず、花と甘さ、粉の質感でやさしい輪郭をつくっています。
75mLの淡い緑を帯びたボトルは、白いキャップと縦のラベルを備えたメモリの造形。落ち着いた日中や、甘く柔らかな茶の印象を楽しみたい時間に。茶の温もりと花の滑らかさが、静かなひとときに寄り添います。



