フィエーヴル・ヴェルト バイ キリアン
鋭いアブサンのビターグリーンが立ち上がり、バイオレットリーフの青さとリコリスの甘苦さが都会的なハーブの霞を描く。土っぽいパチョリとベチバー、サンダルウッドの穏やかな温もりが重なり、ナイトライフを思わせる洗練されたリカー調の香りに。
調香師: マチュー・ナルダン
フィエーヴル・ヴェルト バイ キリアン
鋭いアブサンのビターグリーンが立ち上がり、バイオレットリーフの青さとリコリスの甘苦さが都会的なハーブの霞を描く。土っぽいパチョリとベチバー、サンダルウッドの穏やかな温もりが重なり、ナイトライフを思わせる洗練されたリカー調の香りに。
香りの展開と個性
立ち上がりは鋭いアブサンのアロマが広がり、ビターでグリーンなパリのアペリティフ儀式を思わせる。すぐにバイオレットリーフとリコリスが絡み、ひんやりとした葉のニュアンスと甘苦い陰影が緑の霞を厚みのあるものへと変えていく。やがてパチョリが骨格として現れ、土っぽさと樹脂感を帯びながら、ベチバーのドライな草のエッジとサンダルウッドのなめらかな温もりを含んだウッディアコードへと溶け込む。全体として、甘さを抑えたアブサンリキュールが木々にラッカーのように重ねられた、グリーンでややスモーキーな洗練の香り。
こんな人・場面に
編集部による推定:フィエーヴル・ヴェルト バイ キリアンは、都会的なナイトアウトや夕方のアペリティフの場面に最も映える香り。ドライなウッディベースとハーバルな個性が強いため、オフィスでは控えめに一〜二プッシュ程度にとどめると品よくまとまり、テーラードやモードなスタイルに知的で享楽的なムードを添える。編集部による推定:ハーバルでドライなウッディ構成のため、秋と春の穏やかな気候に最適。夏は涼しい夜であれば少量使いで楽しめ、冬には濃厚ではないがアブサンと木々のほのかな温もりが心地よい。拡散性は編集部による推定:シアージュは中程度で、最初の1〜2時間は周囲にわかる存在感を放ち、その後は肌に寄り添うウッディグリーンの穏やかな残り香となる。持続性は編集部による推定:オードパルファンとして持続は中〜やや強めで、肌上でおおよそ6〜8時間。前半のアブサンのグリーンな主張は数時間で和らぎ、その後はパチョリとウッディな余韻が長く残る。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。
調香師とボトル
2021年発売のEau de Parfumで、調香師はマチュー・ナルダンです。キリアン パリの「ザ リカー」コレクション共通のブラックの長方形ラッカーボトル。リフィラブル仕様で、直線的なショルダーとブラックキャップを備え、前面にはフレグランス名入りのメタルプレートが配される。外箱はアブサンを想起させる深いグリーンを基調としたリカーコレクションのデザイン。






