アルカナ ロザ

クローブの鋭いスパイスが闇に浮かぶローズを縁取り、濃密なダマスクローズが静かに花開く香り。やがて燻るようなガイアックウッドが温かな木の煙を漂わせ、バラの甘さを抑えたダークでミステリアスなウッディフローラルへと溶け込んでいきます。

ラルチザン パフューム

調香師: ダフネ・ブジェ

L'Artisan Parfumeur アルカナ ロザ 75mL ボトル

アルカナ ロザ

クローブの鋭いスパイスが闇に浮かぶローズを縁取り、濃密なダマスクローズが静かに花開く香り。やがて燻るようなガイアックウッドが温かな木の煙を漂わせ、バラの甘さを抑えたダークでミステリアスなウッディフローラルへと溶け込んでいきます。

香りの展開と個性

立ち上がりは鋭く熱を帯びたクローブが、棘のようにローズを縁取るスパイスの煌めき。やがて濃密なダマスクローズが花弁を重ねるように広がり、ほのかなスモーキーさが影を落とします。ドライダウンではガイアックウッドが燻る炭火のように温かくタール感のある木香を放ち、ローズを包む深いウッディヴェールへと変化していきます。

こんな人・場面に

スパイスとスモーキーなローズ、温かなウッドが響き合うため、特に夜の時間帯や涼しい季節にふさわしい香りです。香りの軌跡は比較的控えめで、レストランやギャラリー、フォーマルな場など、強すぎないが印象に残る存在感を求める場面に向いています。 暖かなスパイスとスモーキーなウッドが生きる秋冬に最もふさわしく、ダークなフローラルが好みであれば、冷んやりとした春の夜にも心地よく寄り添う香りです。 香り立ちはソフトから中程度で、最初の1時間ほどはスパイシーなローズが周囲に届きますが、その後は肌に寄り添うように落ち着き、空間を満たすほどではないが近づくとしっかり感じられる存在感です。 オードパルファムとしては中程度の持続力で、5〜7時間ほどしっかりと香るとの声が多く、序盤はクローブとローズがはっきりと、後半はスモーキーなガイアックウッドが柔らかなヴェールのように残るとされています。 これらの性能は公式の香りの構成と複数の着用報告を照合した編集推定で、肌質や気温によって変化します。

調香師とボトル

2016年発売のEau de Parfumで、調香師はDaphné Bugeyです。アルカナ・ローザは、ラ・ボタニック コレクションと共通の多面体ガラスボトルに、深いインクのような色調のジュースをたたえたデザイン。フロントにはフレグランス名とブランド名が刻まれたゴールド調ラベルが配され、同系色のキャップが上品に組み合わされています。

香りの構成