ブラック マイスターシュテュック
マイスターシュテュックの筆記具がもつ存在感を、香りの署名として描いた2024年のオードパルファムです。ジョルディ・フェルナンデスは、時代を越える黒いペンへの賛辞を、インセンスと温かな木の深みに託しました。
主役となるインセンスの樹脂の香りに、アンブロフィックス、ベチバー、パチョリを重ねています。鉱物を思わせる明るさと、根や土の乾いた表情が、煙っぽい樹脂の余韻を支えます。黒いインクを連想させる陰影の中にも、木の温度が感じられる構成です。
125mLの黒いボトルは、光沢のある黒いキャップと銀色の帯を備えています。落ち着いた夜や、考えを言葉にする静かな時間に。甘い果実とは違う、樹脂と木がつくる奥行きを楽しみたい一本です。



