マカッサル

燻したアイリスが静かに立ちのぼり、アンバーのぬくもりとブロンドタバコの淡い甘さが溶け合って、肌にしっとりとまとわりつく水性香水。軽やかなのに陰影深く、ベルベットのような余韻が密やかに続く。

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー

調香師: 非公表

Officine Universelle Buly ・マカッサル 75mL ボトル

マカッサル

燻したアイリスが静かに立ちのぼり、アンバーのぬくもりとブロンドタバコの淡い甘さが溶け合って、肌にしっとりとまとわりつく水性香水。軽やかなのに陰影深く、ベルベットのような余韻が密やかに続く。

香りの展開と個性

香り立ちは、ふわりと燻したようなアイリスが主役となり、パウダリーでややドライなニュアンスが肌に薄いヴェールをかけます。やがてアンバーの穏やかな甘さと樹脂のような温もりが奥行きを与え、ブロンドタバコが静かな煙のゆらめきと干し草のようなほのかな甘さを添えていきます。全体としては、水性ならではの透明感を保ちながら、影を帯びたアイリスとタバコがなめらかに溶け合う、しっとりと密やかな香りです。

こんな人・場面に

マカサーは強く拡散するというより、肌に寄り添うヴェールのように香るため、静かな時間やオフィス、控えめでありたいシーンに向きます。燻したアイリスとアンバー、タバコのニュアンスは、肌寒い季節や落ち着いた装いと好相性ですが、水性処方のおかげで一年を通じて室内でも心地よく楽しめます。屋外や長時間の着用には、少し多めのスプレーでさりげなく香りを重ねるとよいでしょう。スモーキーなアイリスにアンバーとタバコが重なる包み込むようなニュアンスから、もっとも適するのは秋冬ですが、水性ならではの軽やかさがあるため、早春や冷房の効いた室内であれば通年で使いやすい香りです。拡散性は拡散は控えめからソフトなレベルで、香りは肌の近くにとどまり、腕の長さを超えて強く広がることはあまりなく、パーソナルなヴェールとして設計された香り立ちです。持続性は多くの肌質で4〜6時間ほど穏やかな持続を見せるミドル〜やや控えめなロングラスティングのスキンセン トで、アイリスとアンバーの核が近距離で続き、その後はタバコの気配が柔らかな余韻として残ります。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。

調香師とボトル

発売年は公開資料で確定できないEau Tripleで、調香師は非公表です。オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの「オー・トリプル マカサー」は、ブランドを象徴する偏平な多面カットのガラスフラコンに収められています。肩の張ったシルエットにクリーム色のクラシカルなラベルが配され、香りの名称が印字され、深い色調のメタルキャップで仕上げられた、アンティーク調アポセカリーの佇まいです。

香りの構成