ボワ・ドランジュ
果汁感あふれるビターオレンジが明るく弾け、プチグレンのほろ苦いグリーンが木陰のような涼しさを添える。後半は柔らかなパチョリが包み込むように広がり、肌になじむ穏やかなシトラスウッディとして心身をさりげなく元気づける。
調香師: ドミニク・ロピオン
ボワ・ドランジュ
果汁感あふれるビターオレンジが明るく弾け、プチグレンのほろ苦いグリーンが木陰のような涼しさを添える。後半は柔らかなパチョリが包み込むように広がり、肌になじむ穏やかなシトラスウッディとして心身をさりげなく元気づける。
香りの展開と個性
立ち上がりはビターオレンジのみずみずしい苦味が弾け、果汁感のある明るさが広がる。すぐに葉と枝を思わせるプチグレンのグリーンなビターさが重なり、木肌のようなパチョリの柔らかなウッディさが後半に現れて香りを包み込む。果実から葉、木部までビターオレンジの木をたどるような、親しみやすくエネルギッシュなシトラスウッディの印象。
こんな人・場面に
コロンの処方に着想を得たオー・パルファメ・ビアンフェザンらしく、香り立ちは軽やかで肌に近いヴェールのようにまとわりつく。気軽に重ね付けや付け直しができ、日常使いやオフィス、暖かい季節のリフレッシュに向く、明るいシトラスウッディの香り。きらめくシトラスの軽さから春夏に最も映え、初秋のさわやかな日にも気分を上げるデイリーな香りとして使いやすい。一方で真冬の厳しい寒さには、より重厚な香りを好む人には物足りない可能性がある。拡散性は香りの広がりは控えめで、まとう人の周囲に軽い清涼感のオーラをつくる程度と推定される。前方にスプレーして香りの雲をくぐる使い方が推奨されており、穏やかな存在感にとどまる。持続性はコロン由来の軽やかな処方を踏まえ、持続はおおよそ3〜5時間程度と推定される。爽やかなシトラス中心のオー・パルファメ・ビアンフェザンのため、濃厚なオードパルファムほどは長く残らない。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。
調香師とボトル
2009年発売のFragrant Waterで、調香師はドミニク・ロピオンです。縦のカットが入った円柱型のガラスボトルに、中央のロゴメダルとオレンジ系のフロントラベルを配したロジェ・ガレらしいクラシックなデザイン。キャップは半透明のマット仕上げで、気軽にスプレーできるオー・パルファメ・ビアンフェザンのフラコンとして展開される。


