ボワ・エ・フリュイ

煮詰めたプラムやアプリコット、ピーチ、イチジクを、ドライなアトラスシダーが包み込む豊潤なフルーティ・ウッディ。蜜漬けフルーツと磨かれた木肌が重なる、秋の黄昏のように温かく静かな一香。

セルジュ・ルタンス

調香師: クリストファー・シェルドレイク

Serge Lutens ボワ・エ・フリュイ 75mL ボトル

ボワ・エ・フリュイ

煮詰めたプラムやアプリコット、ピーチ、イチジクを、ドライなアトラスシダーが包み込む豊潤なフルーティ・ウッディ。蜜漬けフルーツと磨かれた木肌が重なる、秋の黄昏のように温かく静かな一香。

香りの展開と個性

フェミニテ・デュ・ボワ系譜のドライなシダーに、煮詰めたプラムやアプリコット、ピーチ、イチジクを重ねたアンバー・ウッディ調。出だしは蜜漬けフルーツのように濃密で、時間とともに果実はドライフルーツ化し、ややスモーキーなシダーと溶け合いながら、樹脂を思わせる温かい甘さへと落ち着いていく。甘美でありながらもウッディさが全体を引き締め、オリエンタルな余韻を静かに残す香り。

こんな人・場面に

濃密なフルーツとシダーが織りなす包み込むような香りで、秋冬の涼しい気候に最適。性別を問わず、夜の外出や落ち着いたシーン、室内での静かな時間に向き、ややフォーマルで内省的な印象を添える。特に秋冬向きの香りで、一部の人は涼しい春にも好んで纏うが、暑い夏にはやや重く感じられる傾向がある(編集部推定)。拡散性は立ち上がりから数時間は中程度からやや強めの香り立ちで存在感があり、その後は肌に寄り添うような穏やかな広がりへと変化すると推定される(編集部推定)。持続性は持続力は高めで、肌上で8〜10時間ほど穏やかに続くロングラスティングなタイプと推定される(編集部推定)。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。

調香師とボトル

1992年発売のEau de Parfumで、調香師はクリストファー・シェルドレイクです。セルジュ・ルタンスらしい、細身の長方形ガラスボトルに濃色のキャップを組み合わせたミニマルなデザインで、正面のラベルにブランド名と香水名が記される。発売当時はパレ・ロワイヤル専用のベルジャールボトルでも展開されていた。

香りの構成