ラ・フィーユ・ド・ベルリン
血のように深いローズに冷たいペッパーが鋭さを添えた香り。ジャミーでベルベットのような花びらが広がり、苔やパチョリ、ほのかなハニーの陰影が溶け込み、夜のベルリンを思わせるダークで官能的な余韻を残す。
調香師: クリストファー・シェルドレイク
ラ・フィーユ・ド・ベルリン
血のように深いローズに冷たいペッパーが鋭さを添えた香り。ジャミーでベルベットのような花びらが広がり、苔やパチョリ、ほのかなハニーの陰影が溶け込み、夜のベルリンを思わせるダークで官能的な余韻を残す。
香りの展開と個性
濃密なクリムゾンローズが主役となり、ひんやりとしたピリッとしたペッパーが金属的で氷のようなエッジを与える。やがてローズはジャミーでベルベットのように滑らかになり、モスやパチョリ、ほのかなハニーのニュアンスが滲んで、暗くラッカーを塗ったような光沢をもたらす。直線的なローズ中心の構成ながら、グリーンやパウダリーなムスクの陰影が重なり、赤いベルベットの劇場や夜の都市を思わせる官能的で少し危うい雰囲気を生む。
こんな人・場面に
香りの厚みとスパイシーさが際立つため、涼しい季節のナイトシーンに最適。フォーマルな席や観劇、都会的な夜の外出で、強くエモーショナルな存在感を放ちたいときに向く。ローズ好きには、主張のあるデイタイムフレグランスとしても成立する。濃密なスパイシーローズとモッシーな温かみを持つため、秋冬に最もふさわしく、肌寒い春にも心地よく香る。一方、真夏の暑さの中ではやや重く感じられることが多い。拡散性は立ち上がりは存在感のあるペッパー入りローズが強く香り、数時間後には中程度ながら周囲に感じられる程度の拡散力を保つ。持続性は多くのユーザーで約8時間前後持続し、時間とともにローズの余韻が穏やかに残る、比較的ロングラスティングな香り。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。
調香師とボトル
2013年発売のEau de Parfumで、調香師はクリストファー・シェルドレイクです。コレクション・ノワールの透明な長方形ボトルに、血のように深い赤色の液体と黒いキャップ。フレグランス名のみを記したミニマルな黒ラベルが配される。ヘアパフュームや限定フランカー用の特別ボトルも存在するが、本エディションとは別製品として扱う。






