ラ・レリジューズ

冷ややかなベルガモットに白いジャスミンが重なり、薄いインセンスの煙が静けさを描く香り。清らかさと影が同居する内省的なフローラルで、肌の上で密やかな儀式のように続く。

セルジュ・ルタンス

調香師: 非公表

Serge Lutens ラ・レリジューズ 100mL ボトル

ラ・レリジューズ

冷ややかなベルガモットに白いジャスミンが重なり、薄いインセンスの煙が静けさを描く香り。清らかさと影が同居する内省的なフローラルで、肌の上で密やかな儀式のように続く。

香りの展開と個性

ひんやりとしたベルガモットの光が立ち上がり、その上を白く清らかなジャスミンがゆっくりと広がります。 やがて控えめなインセンスが現れ、煙は薄く、乾いた樹脂の気配がフローラルの奥行きを静かに支えます。 ジャスミンとインセンスが溶け合う香りは、教会のような凛とした空気と、わずかなムスクやアニマリックの陰影を感じさせる、禁欲的で内省的な印象です。

こんな人・場面に

精神性と緊張感を秘めながらも、実際のまとまりは静かで感情の余韻を残すジャスミン×インセンスの香りです。 適度な気温の季節に合い、ギャラリーや礼拝堂のようなフォーマルかつ内省的な場面から、ひとりの夜まで、控えめな存在感を好む人に向きます。最も心地よく香るのは春と秋で、穏やかな気温の中でジャスミンとインセンスのバランスが生きます。涼しい夏の夜や、厳寒でない冬の日にもレイヤリング次第で楽しめます。拡散性はシアージュは中程度で、立ち上がりは穏やかな香りの輪を描きつつ、時間とともにインセンスが柔らぎ肌に近い距離感へと落ち着きます。持続性はオードパルファンとしては比較的ロングラスティングで、穏やかなジャスミンとインセンスの余韻が一日を通して肌に残りやすい印象です。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。

調香師とボトル

2015年発売のEau de Parfumで、調香師は非公表です。セルジュ・ルタンスの「コレクション・ノワール」に属する、直線的な長方形のクリアガラスボトル。黒いキャップとラベルが、静かで禁欲的な世界観を際立たせるデザインです。

香りの構成