ムスク クビライカーン

動物の毛皮や汗ばんだ肌を思わせるアニマリックなムスクに、ローズや甘い樹脂が重なる1998年のオードパルファム。

セルジュ・ルタンス

調香師: クリストファー・シェルドレイク

Serge Lutens ミュスク・クブライ・カーン 75mL ボトル

この香水について

セルジュ・ルタンスのムスク クビライカーンは、1998年に登場したオードパルファムです。中国の皇帝の情景を着想に、動物の毛皮や汗ばんだ肌を思わせるアニマリックなムスクを、ローズや樹脂の甘さと組み合わせています。調香はクリストファー・シェルドレイク。現行の75mlは、丸い肩と薬瓶を思わせる栓を持つ卓上ボトルです。

香りの特徴

シベットが温かさと動物っぽい深み、ナチュラルムスクが肌に近い生々しさ、アンブレットが種を思わせる柔らかな甘さを加えます。アンバー、ラブダナム、ローズ、キャラウェイ、パチョリ、バニラも同じキーノートの構成です。甘さや柔らかさが重なっても、身体に近い濃いムスクは消えません。

こんな人・場面に

清潔で透明なムスクではなく、アニマリックで身体に近いムスクを求める人に。秋冬の静かな夜を中心に、春の肌寒い夜も候補になります。感じ方には幅があり、真夏の蒸し暑い日には重く感じられることもあります。まず肌にごく少量を試し、すぐに付け足さず、ローズや甘さとの重なりを時間をおいて確かめたい香りです。

香りの構成

エピソード