ラハット・ロクム

アーモンドとバニラが粉砂糖のように甘くとろけ、柔らかな果実と花のニュアンスが重なるロクム風グルマン。肌に溶け込むムスクのヴェールが、親密で陶酔感のあるまとう甘さを生む。

セルジュ・ルタンス

調香師: クリストファー・シェルドレイク

Serge Lutens ラハット・ロクム 75mL ボトル

ラハット・ロクム

アーモンドとバニラが粉砂糖のように甘くとろけ、柔らかな果実と花のニュアンスが重なるロクム風グルマン。肌に溶け込むムスクのヴェールが、親密で陶酔感のあるまとう甘さを生む。

香りの展開と個性

トルコ菓子ロクムを思わせる濃密なグルマンで、アーモンドペーストと柔らかなバニラが粉砂糖のベールをまとって広がる。チェリーやハチミツのようなニュアンスがジャムの甘さを添え、サンザシやローズ、ヘリオトロープが輪郭を丸くしながら、最後はムスクと樹脂が霞のように溶け込む。

こんな人・場面に

立ち上がりはしっかりしたアーモンドとバニラの甘さが広がり、その後は肌に寄り添うムスクと樹脂の温もりへと穏やかに落ち着く。涼しい季節の夜や室内でのリラックスタイムに向き、重ね着のニットとよく調和するグルマン。最も適しているのは秋冬で、冷たい空気に甘さと温もりが映える香り。春の涼しい夜なら心地よくまとえるが、暑い夏の日中にはやや重く感じられやすい。拡散性はつけた直後から数時間は中程度〜やや強めに広がるが、その後は腕の距離ほどの近さで纏う、包み込むような穏やかな香り方になる。持続性は多くの肌で7〜9時間ほど持続し、序盤のアーモンドとバニラの存在感が長く続いた後、ムスクと樹脂の穏やかな残り香へと変化する。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。

調香師とボトル

1998年発売のEau de parfumで、調香師はクリストファー・シェルドレイクです。クラシックなセルジュ・ルタンス エクスクルーシブコレクションの透明な直方体ボトルに収められた、スプレーなしのオードパルファン。フロントにはブランド名と「Rahät loukoum」が控えめなラベルで記され、上部を丸みのあるキャップが飾るパレ・ロワイヤル仕様。

香りの構成