セルジュ・ノワール

カンファー調のパチョリに乾いたインセンスと黒いウッドが重なり、灰を思わせる温もりを描くオリエンタル・グリ。スパイシーでスモーキーな樹脂の余韻が、黒布のように肌に沿って静かに灯り続ける。

セルジュ・ルタンス

調香師: クリストファー・シェルドレイク

Serge Lutens セルジュ・ノワール 75mL ボトル

セルジュ・ノワール

カンファー調のパチョリに乾いたインセンスと黒いウッドが重なり、灰を思わせる温もりを描くオリエンタル・グリ。スパイシーでスモーキーな樹脂の余韻が、黒布のように肌に沿って静かに灯り続ける。

香りの展開と個性

空気感のあるカンファー調のパチョリから立ち上がり、乾いたインセンスと灰のようなニュアンスが黒い布地を思わせる香りへと変化。やがてアンバーとシナモン、黒々としたウッドが重なり、スパイシーで樹脂的な温もりが静かに肌を包み込む。

こんな人・場面に

夜の時間帯や静かな集まりに向く香りで、フォーマルな場やひとりの時間にスモーキーな余韻をじっくり楽しめる。ダークトーンの装いと相性が良く、涼しい季節の屋内で適度な存在感を放つ。スモーキーで樹脂的な温もりとスパイスが引き立つため、秋冬の寒い季節に最も映える香り。春の夜にも似合うが、真夏の強い暑さではカンファーやスモーク感が強まりやすい。拡散性は立ち上がりはドライなインセンスとスパイスがはっきり香るが、次第に適度な拡散に落ち着き、肌の周囲に黒いヴェールのように香りを留めるタイプ。持続性はインセンスとアンバーを核とする香り構成のため、肌上での持続は平均よりやや長く、カンファー調のパチョリとスモーキーな樹脂感が数時間残る印象。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。

調香師とボトル

2008年発売のEau de Parfumで、調香師はクリストファー・シェルドレイクです。セルジュ・ルタンスのエクスポートラインらしい細長い矩形ボトルに、黒いラベルとスプレー機構を備えたデザイン。シャープなエッジのガラスボトルが漆黒の世界観を映し出す。

香りの構成