ジョヴァンニ・ランセ
RANCÉ家の第7代を担う調香師、CEO兼クリエイティブディレクター。家の処方と現代の感覚を結びます。
Italy
ジョヴァンニ・ランセについて
ジョヴァンニ・ランセは、RANCÉ家の第7代を担う調香師で、ブランドのCEO兼クリエイティブディレクターです。グラースに始まりミラノへ続いた家の歩みを受け継ぎ、香りの制作とブランドの国際展開に携わっています。家に残る処方帳や道具を、次の創作へつながる財産として捉えています。
経歴
幼少期から会社の事務所、研究室、倉庫に親しみ、素材の組み合わせによって新しい香りが生まれることに興味を持ったと語っています。家業へ本格的に取り組む際には、すでにある歴史と個性を土台に未来を築くことを考えました。公式沿革は、50を超える市場への展開における彼の役割を記しています。
創作スタイルと哲学
歴史的な記憶を残しながら、現在の装いや感覚に届く香りを考える立場です。初めて触れたときに個性が伝わり、その後も肌の上で細かな表情を見せることを重視しています。家が持つ花、木、樹脂、スパイスの知識を、果実や甘さを含む幅広い構成へ広げてきました。保存された古い処方と、現代の作品として記録される調香は、異なる時代の創作です。
代表作
- 『フランソワ シャルル』— RANCÉの2007年の香水。果実とスパイス、木と甘い余韻を重ねます。
- 『レグル ド ラ ヴィクトワール』— RANCÉの2013年の作品。柑橘から果実とバーチ、レザーとウードへ移ります。



