ジャンヌ=サンドラ・ランセ

RANCÉの近現代の歩みを導いた調香師。家に伝わる香りの記憶と新しい感覚を結び、香水やコロンを手がけました。

France

調香師 ジャンヌ=サンドラ・ランセの実写ポートレート

ジャンヌ=サンドラ・ランセについて

ジャンヌ=サンドラ・ランセは、1936年に生まれ、2018年に亡くなったRANCÉ家の調香師です。ブランド公式の沿革では、近現代の歩みを導いた革新的な人物として紹介されています。香水だけでなく、性別に限定しないコロンやボディケアの香りにも仕事を広げました。

経歴

グラースで始まり、1902年にミラノへ移った家業の歴史を受け継ぎました。家には古い処方帳が残り、フランスの香りの感性とイタリアのもの作りが結びついています。公式は、彼女の創作と革新によって生まれた香りが、現在のコレクションにも残っていると記しています。今日のブランドは、次の世代であるジョヴァンニ・ランセが率いています。

創作スタイルと哲学

家の過去を守ることと、新しい感覚を取り入れることの両方が仕事の背景にあります。王室や歴史上の人物の記憶を名前と物語に重ねながら、果実や花、木の表情を現代の香りとして組み立てました。天然由来の素材を使うボディケアにも取り組み、受け継いだ知識を複数の製品へ広げています。歴史上の原処方の作者と、後世の創作者は分けて捉える必要があります。

代表作

  • 『ジョゼフィーヌ』— RANCÉの香水。花、樹脂、木を重ねる親密なフローラル・オリエンタルです。
  • 『ウジェニー』— RANCÉの香水。果実と花、水の印象を明るく組み合わせています。

手がけた香水