ウィンド・ヒート

ドライにきらめくスパイスとベルガモットから始まり、アイリスとシダーが削りたての鉛筆のような澄んだウッディを描く香り。ラストはスエードとムスク、穏やかなウードが肌になじみ、知的で静かな余韻を残します。

ザ ハウス オブ ウード

調香師: 非公表

The House of Oud ウィンド・ヒート 75mL ボトル

ウィンド・ヒート

ドライにきらめくスパイスとベルガモットから始まり、アイリスとシダーが削りたての鉛筆のような澄んだウッディを描く香り。ラストはスエードとムスク、穏やかなウードが肌になじみ、知的で静かな余韻を残します。

香りの展開と個性

立ち上がりは、ピンクペッパーとナツメグにベルガモットが差し込む、ドライで眩しいスパイシーシトラス。次第にひんやりとしたパウダリーなアイリスが、削りたての鉛筆を思わせるビルジニアシダーと溶け合い、クリアでウッディな表情へと移ろいます。ラストはスエードと軽やかなムスク、乾いたベチバーが肌に沿うようなレザーウッディのヴェールをつくり、ビルマ産ウードは控えめで洗練された木質の陰影として香ります。

こんな人・場面に

スパイスとベルガモットの輝きが序盤に立ち上がり、その後はアイリスとシダーが穏やかなスエード・ムスクのオーラへと落ち着く、控えめで知的なレザーウッディ。甘さが強くないためオフィスや日中の外出に向き、秋春の移ろいの季節や、近距離での静かなイブニングシーンにも上品に馴染みます。とくに秋と春に馴染みやすく、穏やかな暖かさとドライな質感により、寒さの厳しくない冬の日中や涼しい夏の夜にも心地よくまとえます。拡散性は拡散はソフト〜中程度で、序盤は穏やかな香りの輪郭を描き、その後は肌に寄り添うような近距離で香ります。持続性は持続力は中程度で、およそ6〜7時間ほど肌に残る印象。スパイシーウッディとスエード・ムスクのベースが、トップの輝きが落ち着いた後も穏やかに続きます。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。

調香師とボトル

2016年発売のEau de Parfumで、調香師は非公表です。THoO「Desert Day」コレクションの一作で、ブランド特有の丸みを帯びた彫刻的フラコンに収められた75mLスプレー。滑らかな小石のようなキャップと、温かみのあるアースカラーのマーブル模様が特徴のオードパルファムです。

香りの構成