マウリツィオ・チェリッツァ

天然香料に囲まれた家業とRoureの体系的訓練を土台に、理論を蓄えながら直感で香りを書き上げるイタリアのマスター調香師。

Italy

調香師マウリツィオ・チェリッツァのポートレート

マウリツィオ・チェリッツァについて

マウリツィオ・チェリッツァは、CFFで創作を続けるイタリアのマスター・パフューマーです。家族が1946年に始めた香料事業を通して、幼い頃から天然香料と蒸留の現場に触れてきました。

経歴

Roureの調香学校でルネ・リコールに学び、ジャン・カールが築いた素材記憶と香調分類の方法を身につけました。1986年のRoccobaroccoの作品を初期の成功として、長年にわたり多数の香水を制作しています。

創作スタイルと哲学

香水はまず頭の中に生まれ、原料を混ぜる前に紙へ「書ける」と考えます。理論を徹底的に蓄えながら、制作の瞬間にはそれを意識しすぎず、記憶と直感が動ける状態を作ります。

代表作

  • 『Just Before — The House of Oud, 2018』— サフラン、パロサント、ミルラ、バニラを静かな深さへまとめた作品。
  • 『Live in Colours — The House of Oud, 2018』— グレープフルーツ、赤い果実、ヒノキを鮮やかに動かす作品。
  • 『Hidden Shades — The House of Oud, 2023』— 果実と花を透明なムスク、樹脂、木の陰影へ移す作品。

手がけた香水